整備にお役立てください

サービスデータ

      ジャッキ水平アダプター

      錆びとり剤

  サービスデータJA11の基準データです。


エ ン ジ ン

項   目
基 準 値
 摘  要
Vベルトのたわみ
エアコンベルトのたわみ
7〜11ミリ
5〜10ミリ
ベルト中央を10Kgで押した時
バルブの隙間
IN 冷間時
 0.15
IN 温間時
 0.25
EX 冷間時
 0.17
EX 温間時
 0.27
温間時とは、完全暖気10分後
アイドリング回転数 950+-50
点火順序 1-3-2
点火時期 イニシャル点火 5/950
点火時期    10/950 
 BTDC/rpm
プラグ NGK BPR5,6E  ND W16.20EPR-U 相当品なら他社も可
バッテリー 28B19R(標準) オプション  32A19R  38B20R
寒冷地    55B24R
サーモスタット 開き始め 82℃ 全開 95℃ ラジエーターキャップ開圧 0.9
冷却水 4L リザーブタンク0.6L クーラント濃度30%以上
オイル量 交換時2.7L     フィルター交換時 2.9L SF級 10W-30 
オイル交換時期 5000キロ フィルター1万キロ
エアークリーナー 清掃5000キロ 交換2万キロ
ジェネレーター 50アンペア 三菱
スターターモータ− 一般0.6kw 寒冷地 0.8kw 日本電装

動 力 伝 達 装 置

クラッチペダル 遊び 20〜30ミリ
床板との隙間120ミリ以上

クラッチディスク 厚さ 7.9ミリ 使用限度 6.5ミリ
ミッションオイル 一般90番(GL-4)  寒冷地  75W/85(GLー4) 
ミッションオイル量 1.2L 交換時期 2年又は2万キロ
トランスファーオイル 一般90番(GL-4)  寒冷地  75W/85(GLー4)
トランスファーオイル量 0.8L 交換時期 2年又は2万キロ
デファレンシャルオイル 一般90番(GL-5)
寒冷地 75W/80(GLー5)
LSD 90番(GL-5)
オイル量 フロント、リヤ 1.5L 交換時期 2年又は2万キロ

制 動 装  置

ブレーキペダル 遊び1〜8ミリ
床板との隙間75ミリ以上
踏  力 30Kg
フロントディスク パッド 10ミリ  使用限度 3ミリ
フロントローター 厚さ  10ミリ  使用限度 8ミリ
リヤライニング 5ミリ  使用限度 1ミリ
パーキングブレーキ 引きしろ 3〜6 操作力  20kg
 

タイヤ/ホイール

タイヤ 6.00-16-4PR  175/80/16
空気圧 前 1.4 後 1.8
ホイール オフセット22 ピッチサークル139.7 ナット2面幅19ミリ



ジャッキ水平アダプ ター

 ジムニーのデフにフロアージャッキをかけて上 げると、車体が水平に持ち上がらない。デフが右にオフセットしているためである。水平に持ち上がるようにアダプターを作成しようと以前から考えて いたのだが、廃部品を使って出来てしまった。

  廃棄しようとしたSJ30のエンジンブラケットを、ジャッキアダプターに利用できそう だったのでデフに当ててみた。

 
  何とぴったり!!

 不要な部分をカットし、ジャッキの皿と交換できるようにL字とパイプの切れ端でブラケットを作 成して溶接。


これで、車体が水平に持ち上がるようになりました。



錆びとり剤?

 ストックしているリヤドラムを久しぶりに引っ張り出してみると錆びだらけ!
鋳物ですから、錆びても致命傷になるようなことはありませんので、神経質になる必要はありませんが、やはり気になるもの。ワイヤーブラシで擦ればソコソコ きれいになりますが、今回は化学の力を利用してみました。
 使用したのはトイレ用洗浄剤のサ◎ポール。塩酸が9.5パーセント入っていますので、酸の力で錆びを化学変化させて取り除きます。また、界面活性剤も 入っていますので、油脂分も一緒に除去しようという作戦。「まぜるな危険」と 書かれていますので他の洗浄剤や薬品とは一切 混合させません。

 

 サンポールを原液のまま全体に行き渡るようにドラムに振りかけます。液体な ので壁面の サ◎ポールは流れ落ちてしまいますので、ボロ布に洗浄剤を染込ませて何度となく壁面を拭きます。
 

 待つこと30分。水洗いします。お〜、錆びが落ちているではないか。ワイ ヤーブラシの ような物で外的な力を加えなくても薄い錆びは完全に無くなり地金が見えています。深い錆びを取ることまではできませんでしたが、ワイヤーブラシで軽く擦り 再びサンポールを塗ると新たに化学反応を起こしてさらに錆びが落ちます。塗るだけで錆びが落ちますので、ワイヤーブラシのように力も入らず錆びも飛び散ら ないので有効です。くどいようですが、他 の洗浄剤とか薬品類と混合させると有害なガスが発生しますので、絶対に混ぜてはいけません。
 水で洗浄剤を流し落とすと、直ぐに薄錆びが発生しますので、油を引いてから保管しました。


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