エンジンオイル
先日、近所のBMW専門の改造屋でレッドライン社のエンジンオイルの空容器を沢山見つけたので、私もレッドラインでも入れて見ようかとオートバック○に行ってみたが、1リットル約3000円強!!ぶったまげた。
レッドラインオイル
そんな訳でいつものとおりU.Sから直輸入で購入したら1リッター2000円で輸入出来た。輸出先の解説によると1年間無交換でも大丈夫らしいので、おとジム号で長期実験を開始したが、エンジンを交換したので途中で頓挫。
入れた直後はなんと滑らかにシュルシュルと、まるでBMWの6気筒のように回転している。やっぱり高価なオイルは添加剤が違うようです。
ついでに、レッドラインの燃料添加剤SJ-1エンジンクリーナーも入れてみた。これは一部のおとジム会員の方と共同でデータ収集中。
早速ガソリンタンクへ注入しました。ファーストインプッレションはハイオクを入れたような感覚です。 次の満タン時に1目盛弱入れました。300km程度の走行ですが、アイドリングが安定していることは確かで、発進もよりラフにできます。さらに嬉しいことに、今まで最高11m/lであった燃費が、12km/lになったことです。 インジェクション廻りのなカーボンが除去出来たのでしょうか。 |
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一般的に粘度といえばSAE粘度が用いられていますが,エンジン油とギヤ油の粘度表示は異なっています。たとえば,ギヤ油では75W-90,85W-90,SAE90(シングルグレード)などが一般的ですが,これらの温度と粘度の関係はエンジン油のそれと近似した値です。ですから,ギヤ油がエンジン油の数倍も粘っこいというわけではありません。(75Wはさらさらです。90のシングルは鬼のように固い) |
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デフだけは値の張るGL-5を入れましょう。 なお、余談ですが、GL-5をトランスミッションに入れるのもあまりお勧めしません。極圧添加剤(硫黄分)がミッションのシンクロ(黄銅)と愛称が良くないので,シフトフィールの悪化につながります。 |
ミッション・オイルですが、以前オート・メカニックにエンジン・オイルやオートマオイルをミッション・オイルに流用するような特集があったときに、オートマ・オイル入れて見事にミッション壊しましたから、粘土の低すぎる物は禁物なようです。
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海外生産のジムニーには、1.9Lのディーゼルエンジンを搭載した物も販売されていますので、乗ってみたい一台です。
勇気を振り絞って大統領に進言してみました。
おとジム 奥様ちょっと相談があるのですが?
Mrsおとジム 何!?(まだ何も言ってないのだから、そんなに怒った目をしなくても)
おとジム 実はジムニーには、1.9Lのディーゼルエンジンを搭載した…
Mrsおとジム でっ、何!
おとジム ○▲◇●□購入を○▲◇●□…
Mrsおとジム ハイ、話が終わったら、せっせと掃除を手伝って!どうしても欲しいんだったら自分のこずかいで買って。
環境問題、一件落着
もう既にご存じでしょうが、アルコール系燃料のガイアックスを試してみました。アルコールをベースに各種の添加剤をブレンドして低価格と低公害排気ガスを目指しています。
私の住んでる横浜では、レギュラーガソリンが約95円強に対して85円と圧倒的にガイアックスが安価です。これはガソリン税を払っていないことが大きな要因ですが、「安ければいいや」とそれ以上の深入りはしません。
さて、使ってみた感想ですが、エンジンが完全に暖まるまではアイドリングが若干不安定になります。特におとぼけジムニー特製の燃料調整機を薄い状態にした時に顕著に現われます。完全暖気後もガソリンよりアイドリング回転が低いので、アイドリング調整をして規定値にしました。排気ガスの匂いを嗅いだところ明らかにガソリンとは異なります。水っぽいブレーキフュールドのような臭いです。排ガス成分はCO、HCともガソリンより低いようですが、発ガン性が疑われているホルムアルデヒドを多量に排出しているそうです。
走りだしてからは、ガソリンとの差は全く感じられず軽快に走ります。アルコールはガソリンのオクタン価向上剤ともして有名ですので、高回転でガソリンより良いとの話しも聞きましたが、私には変化ないように感じられました。注目の燃費ですが、クーラーを100%使用して市内と東名高速を走って、リッター10.5キロと出ましたのでガソリンと比較して変化が有りませんでした。
アルコールは洗浄性が高いので、バルブ周りや燃焼室のカーボンを洗い流してくれます。その証拠に下の写真のように、点火プラグのネジ山の汚れ(ピンボケでご免なさい)がガソリンとガイアックスでは全然違うことがわかります。燃焼室内のカーボンも無くなっていることでしょう。恐るべきアルコールの洗浄力!
しかし、この洗浄力が強すぎると金属の腐食やゴムの劣化を招きますし、ガイアックスを取り扱っているスタンドでも、アルコールで洗浄されたタンク内のゴミがフィルターを詰まらせることが有ると説明していましたので、走行距離が多い車両ではフィルターが詰まり、エンストを頻繁に発生する可能性がありますので念の為燃料フィルターを交換したほうが無難です。
ガソリン使用
ガイアックス使用
さらに、オイルキャッチタンク内を見ると、ガソリン使用時は乳液状のものが溜まるのに対して、オイルのみが溜まっていました。ガソリンは燃焼時に化学変化で水を精製するが、アルコール燃料は水を精製しないことが要因でしょう。
オイルキャッチタンク内の様子
以上のことから、おとジム風の賢いガイアックスの使用法としては、レギュラーガソリンとガイアックスをブレンドすることでお互いの良いところを引き出したらどうでしょうか?