| 2007/03/24(Sat) 03:22:00 編集(投稿者)
あくまでもうちの事業所を定年して保険会社に再就職した数名の方から聞いた話です。 旧来の国内保険会社は比較的「ゆとりある見積もり(保険料)」となっているため、事故発生時の対応拠点が全国に点在していたり担当者等が相手方に面談したり現車確認を行ったり数名で対応するような形になる場合が多いそうで、顧客や事故に応じた臨機応変の対応が行われる場合が多いそうです。 一方「安さ」を売りにしている外資系は「カツカツの見積もり」となっているため、対応拠点は大都市のみで事故対応用の交通費等も通常は費やさないので電話、FAX、メール等での対応が多くなるそうです。良い意味では「当該事故専従」ですが「電話を受けた者が最初から最後まで一人で処理する(複数件を担当する)」ので対応的にも「ビジネスライク(規定やマニュアルに書かれているとおりの/事務的)」な対応になりがちだそうです。
話をした皆さんは「ゆとりある保険料で、きめ細やかな対応を望むのか、それともビジネスライクな一辺倒な対応でも、安価な価格設定を望むのかはそれぞれのユーザーさんの好み。特性を理解されて使い分けるのが賢い使い方だ」とおっしゃっていました。
外資系(または「安さ」を売りにする商品)群の商品は、同じようなコンセプトの商品ですが、ビジネスライクな対応になるようです。そのため基本的に長年利用された顧客を優遇し新規契約者は冷遇するということは無いかと思います。ただし、契約条項が全てですから微細な価格差だけではなく細部の細かい約款を見比べられる等までされてチョイスすることが必要かと思います。また先日の某損保会社等への勧告にあるように「実際に事故が発生した場合の支払い率」等もネットで確認できる世の中ですからそのあたりも参考にされては如何でしょうか。参考まで。
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