| 2006/08/28(Mon) 01:26:35 編集(投稿者)
どんな機械でも駆動部分は定期的に動かしてやらないと固着する可能性が増えますし、オイルに浸かっていない部分(デフの上側等)や動作させることにより油が回る部位には油が行きませんので油ぎれやそれにより錆の発錆の危険性も増大します。それらを防ぐためには定期的に機構を動作させてやることになりますが、ジムは一般道走行では2駆を利用しますから前輪の駆動系統が動作していない状態が続きます。そこで時たま(概ね1ヶ月に1回程度が推奨ではなかったかと記憶しております)前輪駆動系統を動作させたい訳で、コレを簡単に表現すると「4駆にした方が良い」と言うことになりますね。
取扱説明書には11/1型の場合で5速で75km/hまでとなっていたかと記憶しますが、4駆は本来不整路等の滑りやすい道での走行用の機構ですから舗装路で恒常的に4駆にするとタイヤの偏摩耗等の不具合が生じます(細部説明は省略)。そのため土の林道や砂利道で4駆にして走行してやるのが理想ですね。 そんなことを言いながら、私は林道等に行けない事が多く定期的に駆動させる為に一般道でおとなしく走行している事がありますね・・・。
フリーホイル・ハブは2駆走行では不要な前輪駆動系が前輪を転がす(通常走行する)際の転がり抵抗になるので、タイヤと駆動系を切り離してタイヤだけが回るようにするための機構です。(前輪駆動系回転音発生防止や燃費低下防止)ケチな国民性の?イギリス仕様のジムニには2駆走行時にハブを繋いでいると「燃費が低下する」「タイヤが摩耗する」と言った注意書きがあったように記憶します。いつ4駆を使うか判らない降雪/氷結地の青森で生活していた頃は降雪/氷結期の数ヶ月間はずーとハブをLOCKにしたままでした。(この時期はどーせコンパウンドの柔らかいスタットレスを履いていますし、暖機に時間がかかりますから燃費低下は避けられず、ハブLOCKの燃費低下など気になりませんから)
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