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■6964 / inTopicNo.1)  サブラジ回路(仮)完成
  
□投稿者/ Yさん 付き人(78回)-(2006/05/01(Mon) 03:01:20)
    2006/05/01(Mon) 03:09:15 編集(投稿者)

    F6Aのターボ冷却系統は、サーモスタットが閉でもLLCが流れる暖機系のラインにターボを装着するような形で装着されています。これはターボ装着を考慮していなかったF5Aに、基本設計を変更することなくターボを装着した550時代の基本設計を受け継ぐ結果です。このターボ冷却系統ですと最も発熱するターボを冷却したLLCがラジエーターで冷却される事無く再びエンジンに戻ることになります。

    550時代には「高速道路を長距離巡航する」なんてことは基本的に考えていなかったようで、問題なか良かったのでしょうが、660になると問題が出ました。前述のターボ冷却回路だと「常時ブーストをかけながら高速道路を巡航」なんて事をするとみるみるうちに水温が上昇する事になってしまいます。中には12/22用の大型ラジエータに交換してる方もおられるようですが、これでも根本的な部分を解決した訳ではありません。

    そこでターボ冷却で加熱したLLCを冷却してエンジンに戻すためには「その回路専用のラジエータ=サブ・ラジエータ」を装着するのが一番手っ取り早いのですが、欠点としてサーモ回路がないため10月〜4月頃の涼しい次期にはサブラジが冷やしすぎオーバークールになってしまいます。この対策としては「秋口はガムテで前面を覆う、冬場は取り外す」となりますが、面倒なのと着脱を繰り返すと部品が傷むので、サブラジにもサーモ回路を装着することにしました。

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■6965 / inTopicNo.2)  Re[1]: サブラジ回路(仮)完成
□投稿者/ Yさん 付き人(79回)-(2006/05/01(Mon) 03:30:15)
    2006/05/01(Mon) 03:40:15 編集(投稿者)

    サブラジはおとジムさんと知り合った頃に譲って頂いた50CC用のバイクのラジエータから始まって3世代目ですが、今はAT用のオイルクーラーを加工して装着しています。私の11はターボ冷却系が8φなのを5型や12/22が10φであることを参考に10φ化してあるので、ラジエータのパイプを8φ(内径6ミリぐらい)から真鍮の10φ(内径9ミリ)に交換しています。ただ本体がアルミなので自宅では溶接できないためケミカル溶接(接着)で対応しています。

    サーモ回路は「全国どこでも安価で容易に入手できる小型の物」と言うことを基本に探した結果、ヤマハの250CCバイク用の物が目にとまりましたのでコレを加工して装着しています。基本的には「@いらない穴は塞ぐA余分な部分は切り取るB大きな穴は塞ぐ」で加工してあります。最も大変だったのが中古品の錆の影響と平日作業が出来ないので土曜に加工→日曜装着とするためケミカル剤が十分硬化する前に作業したことで生じたピンホールからの「LLCの滲み」でした。(上塗りでは解消できず最終的に全部加工し直し)

    注:写真のサーモ回路は試作3号機の物です。4号機とはサブラジ・イン側(画面下側の真鍮パイプ)の形状や角度が異なります。(差異は1枚目の写真を参照されたい)

    それと私のパイプ曲げのベンダー(工具)では真鍮パイプは8φが限界(アルミなら10φも可)で90度曲げると「折れる」か「しわが寄る」ので大変でした。(バーナーであぶってもベンダーに熱を奪われてしまう。砂を入れるのも面倒だし・・・)

    真冬の走行と夏場の高速道の長距離走行をしていないのでこれから長期試走となりますが、試作4個目で仮完成としたいと思います。対角ラジエータも作成して装着していますが、夏場の高速巡航時の水温上昇対策には遙かに安価で効果的かと思います。参考にチャレンジされては如何でしょうか?
640×480 => 250×187

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■6966 / inTopicNo.3)  Re[1]: サブラジ回路(仮)完成
□投稿者/ Yさん 付き人(80回)-(2006/05/01(Mon) 03:36:57)
    おっと失礼。このサーモ回路をこの位置に装着するためには、電動ファン化をしておかないとシュラウドにじゃまされて装着できません。その場合にはブラケットを何か考えて下さいね。
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■6970 / inTopicNo.4)  Re[2]: サブラジ回路(仮)完成
□投稿者/ おとジム 大御所(676回)-(2006/05/01(Mon) 20:40:08)
     お久しぶりです。このごろご無沙汰だと思ったら、サブラジに没頭していたのですね。いや、もう他のところに手を付けていいるのかな?
     さて、サーモスタットの取付けおめでとうございます。バイク用でいいのが見つかったのですね。これで、冬の寒さも大丈夫ですね。
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■6973 / inTopicNo.5)  Re[3]: サブラジ回路(仮)完成
□投稿者/ Yさん 付き人(81回)-(2006/05/01(Mon) 22:07:54)
    毎日通勤に4時間を浪費し平日はいじれず、さらに昨年は数ヶ月に及ぶ長期出張を繰り返していましたので「ジムをいじる」どころではありませんでした。4月に配属換えになって一段落してきたので「いじる」余裕が出始めましたので懸案事項&暖めているアイデア実行に着手しております。

    >これで、冬の寒さも大丈夫ですね。
    実はサーモスタットの世界も奥が深くて・・・問題は先送りです。バイク用の物は65℃なので昨冬はオーバークールになってしまい、ガムテ対策で凌ぎました。なんとか使われている形式を調べメーカーを判明させ、HPを見ると「多種多様な物を用意しておりますのでお気軽に問い合わせ下さい」とあるので「ラッキー」と早速問い合わせました。ところが「規格が多種ありますのでご要望の物がどれに該当するのかがわかりません、エンジンを傷めても行けないので・・・(技術者の居る企業向けの広告で、個人の訳のわからんやつに単品販売なんかしないよ?)」とのらりくらり(やんわり?)断られてしまいました。

    実際フルクローズでもLLCが微量流れているとか総流量がどれくらいか、弁のリフト量等々様々な規格があるようですが、元の配管径が26φでジムニー純正サイズのサーモを使っている物でたかだか10φ流すだけなので態勢には影響が無いんですが・・・出荷も相談にも乗ってもらえませんでした。
    解体屋等でも探してみたのですが、望む規格の物は見つかりませんでした。やむなく現在はジムニー純正の82℃を入れてあります。ただ本来はサーモのワックスだまり?(下部の膨らみ部)が常温で出っ張っていない物(スージースポーツのローテンプサーモのイメージ)でないといけないのですが、純正は出っ張っているのでワックスだまりがケースに当たり全開になれていないようです。

    この規格に合うサーモスタットを見つけるのが「懸案事項」ですが、何方かジムニー純正(11ないし12/22)サイズででべそではない(ワックス部がはみ出していない)タイプの82℃、88℃のサーモをご存じの方はおられませんか?
263×240 => 250×228

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■6983 / inTopicNo.6)  Re[4]: サブラジ回路(仮)完成
□投稿者/ 考え中! ファミリー(195回)-(2006/05/01(Mon) 23:26:04)
    Yさんこんばんは、深く考えずに・・・質問です、タービンの冷却液を止めて
    しまうのですか?熱くなったら流すで良いのですか?。
    冬は切り替え(ヒーターコック)の方が楽で常にタービンに巡回させれるのかな?
    と思っただけで、水路などを知っている訳ではありませんのですいません。
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■6988 / inTopicNo.7)  Re[5]: サブラジ回路(仮)完成
□投稿者/ Yさん 付き人(87回)-(2006/05/02(Tue) 01:02:49)
    2006/05/02(Tue) 13:39:22 編集(投稿者)
    2006/05/02(Tue) 01:08:17 編集(投稿者)

    考え中さんこんばんは。
    >タービンの冷却液を止めてしまうのですか?熱くなったら流すで良いのですか?
    タービンの冷却液を止めると言うことは「ターボの冷却」を停止する訳ですから、ターボブローに直結することになるかと思います。もしその点が良くても暖機時のLLCが流れる回路が無くなってしまいますので、(少なくとも)2型以降のウオーターポンプの流量だとLLCの圧が逃げる場所が無くなり、回転を上げた際にヒーターのレバーが勝手にHOT側に動く等の不具合が出るかと思います。(12用のウオーターポンプ利用しているうちのジムでは、別のサブラジ6φの際に配管を曲げすぎて配管が潰れ始めた時に事象が出ました)

    サーモ回路はRe1の写真にあるような形状で制作してあります。(冷間時経路を1つ潰して替わりに水温計センサー装着用の穴を流用しています)装着状態と写真の上下が逆なのですが、写真右上の10φの真鍮パイプから(装着状態では最下部)タービンを冷却してきたLLCがサーモ回路に入ってきます。ここにサーモスタットがあるため、冷間時は左中部(六角ネジの上)の黒い8φのラインからラジエーターのロアーパイプ(パイプ・ラジエータ・アウトレット)ホースに戻ります。サーモスタットが開くと写真下部の10φの真鍮パイプにLLCが流れるようになりコレに接続されるサブラジで冷却された後にラジエーターのロアーパイプに流れていきます。

    8φと10φにしてあるのは接続するロアーパイプ(5型や12/22に使用されている純正部品)自体に8φと10φの受けがあったことと、サーモが開いたら場合を考えると差を付けておいた方が8φより流れやすい10φに流れやすいかな〜と思ったからです。(厳密に言えば8φと10φ両方に流れているのでしょうがターボからの熱いLLCを少しでも冷やせれば良いので問題は無いかと思いますし、実際十分な効果が出ています)またそもそも11/1型のターボ冷却系統全体が8φですので、冷間時にも十分な(本来の)流量が確保できているかと考えています。こんな説明で伝わりましたでしょうか?
962×430 => 250×111

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■6997 / inTopicNo.8)  Re[6]: サブラジ回路(仮)完成
□投稿者/ 考え中! ファミリー(196回)-(2006/05/02(Tue) 18:05:11)
    Yさんありがとうございました、サーモケースに仕掛けが有るんですね、
    良いサーモスタットが見つかりますように。
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■7002 / inTopicNo.9)  Re[7]: サブラジ回路(仮)完成
□投稿者/ Yさん 付き人(90回)-(2006/05/03(Wed) 02:08:25)
    2006/05/03(Wed) 02:56:31 編集(投稿者)

    >良いサーモスタットが見つかりますように。

    お心遣いありがとうございます。

    これから3個目が必要になる可能性もありますので、掲示板上であまり詳しく書くと価格高騰(それぞれ500円・1500円で入手)or入手困難になる可能性がありますので記載していませんが、実際に作成されるのであればメールで流用元お知らせしたいと思います。また2個セットを加工しながら制作しておりますので、仮完成→完成になるのをお待ちいただければ(数年先かも知れませんが・・・(笑))完成後に余ったパーツを何処かでお会いした際に差し上げることも可能かと思います。
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■7009 / inTopicNo.10)  Re[8]: サブラジ回路(仮)完成
□投稿者/ 考え中! ファミリー(198回)-(2006/05/03(Wed) 21:34:53)
    こんばんは、詳しい図面のおかげで良く理解しました。
    苦労して作った装置ですから試作品であっても頂く訳にわ・・・・・・・、
    仕組みを教えていただいただけで十分です、こちらも冬は冷えますので
    切り替えコック式で行きたいと思います、連休をお楽しみ下さい。
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■7015 / inTopicNo.11)  Re[9]: サブラジ回路(仮)完成
□投稿者/ Yさん 付き人(93回)-(2006/05/04(Thu) 09:48:43)
    まだまだ気温は低いので「真夏の高速道路で水温上昇を押さえる」という部分が達成できているか否かは不明ですが、昨日チョイ乗りしてきました。朝は肌寒く長袖に一枚羽織りたい気温→日中は半袖でもOKの気温でしたが走っている限り水温がピタッと安定し良い感じです。

    今までのように外気温に合わせサブラジの前面のガムテの量等を調整する必要もなく、また「日中に合わせると早朝や夜間にオーバークール気味になる」何て言うこともなく、その部分はサーモ回路がやってくれますので作成した会がありました。これからはメインラジエーター用のサーモ・スタットとサブラジのそれとで、夏用、冬用の開温度の最適な組み合わせを見つければ良いのかな。
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