| 2010/04/01(Thu) 23:23:49 編集(投稿者)
そう言えば昨日、磐田の工場において「360CCエンジンの生産を再開する意向」という話を耳にしました。これも軽自動車のハイブリッド化を図るための方策の一つだそうで、軽の660CCのエンジン+モーター&バッテリーだと乗用車タイプでは容積的に辛いことが主な理由だとか。でも技術系の方と話しをしたところでは、660+モータ&バッテリーでは、車重の増加でトルクは増すが思いの外燃費が延びないことが一番の理由のようです。(目標の最低燃費数値は30Km/Lだとか)
動作は常時ガソリンエンジン+モーターで動作し必要なトルクに応じてモーターのアシスト力を替えていく、電動自転車のパワーアシスト的になるそうです。一定速度での巡航中は360CC(もしかしたら390)のガソリン・エンジンが主動力で動作することから、ジムニー等重量車への適応はこの方式での対応は困難だそうです。ソリッド・モデルしか見ていませんが、ツイ○をベース(バッテリーを積むために全長が若干長くなったように見えました)に制作しているようでした。
360と聞くと懐かしい気がしましたが、当然2サイクルではなく担当者は「全く別物の新世代エンジンと考えて下さい」とボソッと語っていました。(細部は教えてもらえませんでしたが、「私は今まで4輪の経験が無いので・・・」と話す方が居ましたから2輪エンジンのノウハウをフィード・バックしている模様です。)今のところ市販化の時期は未定のようですが、そのうち雑誌等で紹介されるようになるかも知れませんね。 これからの軽は新たな時代に突入するような予感!
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