![](./icon//11_3C_1FG.gif) | 溶接部分(半田)は水(特にLLC)に弱いようでLLCの滲みや交換時の水漏れをそのままにして使用していると比較的簡単に剥離します。 ラジエーターも所詮消耗品ですし、経年で内部は腐食や堆積物の堆積が進みますから定期的にO/Hする方が良いようです。まあブーストアップ等エンジンの負荷を上げることをしていなければ10年または10万キロ程度は大丈夫かと思いますよ。
ラジエーターキャップは最近は純正でも0.9ではなく1.1ぐらいまでの車種が出てきているのである意味このラインが耐久製を含めた安全圏なのかも知れませんね。まあオフのアタック使用でないのなら1.1ぐらいにしておいた方が無難かも知れません。 12用は高さが高いのでステーを加工しないと11のボンネットでは装着出来ないはずですが、このあたりはアロハさんが詳しいかな。
ジムニーはターボ搭載時にノンターボの冷間時バイパス系にターボを組み込んで冷却を担わせたため、最も発熱するターボから出た高温の冷却液が冷却されないままエンジンに戻るためブーストをガンガンかけている(例えば高速道路走行)状態ではラジエータをいじってもあまり効果が出ません。写真のような対角ラジエーターも作ってみましたがやっぱりターボ冷却系にサブラジエータをかませるのが一番効果が出ますよ。ただサブラジを増設しただけの場合、サーモスタットがないので夏場はよいのですが秋〜冬にかけてオーバークールになってしまいます。我が家の11はこれの対策のためにサーモスタットも増設(試作中)していますがいい感じですよ。
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